おはこんばんちわ。

ちょうどいい機会でもあったので、オリジナルキャラ、いわゆる「うちの子」を棚卸してみた。すると、結構描いてないじゃん。一次:二次=1:2くらいじゃないかというくらいの塩梅。

おかしくもあり、そんなに残ってなかったのかと思った次第。なにせ、原画等の保存には現在でも「茶封筒」を使用している。さすがにデジタルデータはNASで管理するようにはなったが、それ以前、こと大体2010年以前に関して言えばデジタルストレージのルール作りなんてお粗末極まりなく、ユーザフォルダ直下に一緒くたになったり、下手をするとフォルダを深く深く掘り進めなければ汎用データですら見つからないという体たらく。

幸いにも当時のハードディスクは残されて入るが、昔の規格だし、それを何とかしたとしても、データ自体が残っているかは誰も保証してくれない。果たしてそこまでして探す価値があるかどうかは?

それはともかく、現状発見されている「うちの子」たちをこの場に顕現させることにしよう。シートデザインは借り物だ。許せ。

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正真正銘、ザ☆うちの子だ。頭の中にあるゲルフェルトは、彼のために創造されたといっても過言ではない。モブを含めた周辺キャラクター達は彼のお膳立てのために作られたと言ったら過言になってしまうだろうが、このキャラクターが出来た時は狂喜に満ち溢れた思いだった。それは一瞬ではあったが。

「落ちこぼれの魔術師」と言ってしまえば、昨今の「なろう系」になってしまうが、本当に落ちこぼれてしまうところから物語は始まるので始末におけない。

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女の子の魔術師。完璧主義者の堅物で、アッサリとタットを振ってしまう。彼女は偽名を使い、旅をすることに決めた。その瞳に移ったものは何か。

今描く子の中で一番うまく描けたんじゃないかと思うくらいだ。コンセプトはずばり、「萌えない女の子」。それでいいのか? いいんです。

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この大元の絵は、9月1日に描かれた、その日は「防災の日」であり、そのせいか「防災キャラクター」のような扱いになってしまっている。

私の女の子の絵は、たまに一部が年相応ではない表現の時がある。この時がちょうどそうで、いわゆる「ロリ巨乳」の走り…ではないと思います(2001年にはもう既に原型はできていた)。

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詳細は忘れてしまったが、Webベースのゲームのためにデザインしたのは、タットの兄であるザックだった。

私のネーミングセンスの無さには定評があり、名無しのまま何十年と醸造されているキャラのなんと多いことか。彼もそうであり(名前があるだけよいが)、そのベースはヘヴィメタルのギタリストの名で聞いたこともあるだろう。

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以上がいわゆる「名付き」であり、あるゲームではこういった言い回しでその特殊性を表していた;すなわち「ネームド」と言われているのが彼らであるが、名がついてないからと言ってその特殊性を否定するものではなかったことは記しておきたい。

全ては私の「命名センス」の重大な欠落であり、それでもってそのキャラクターを毀損するという理由にはなりえない。

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昔流行った「自分の身の丈くらいか、またはそれを上回る武器を持つ女の子」を再現してみた。当初は「エク」と呼んでいたが、最近はそう呼ぶことはない。かといって別の名をかたっている、というわけでもない。

もしかしたら原画はまだ残っているかもしれないね。茶色く変色してしまっているだろうが。

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ファイル名には「imouto」と付いていた。記憶をたどると、確かに「姉」をなすキャラクターの案をどこかに描いたかもしれないが、今では失われている。

この時の色の塗り方である「フィギュアみたいな感じ」は、逆にあいまいな感じがするが、胸の描き方なんかは自分好みの美乳だ。

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「Armored Girl」や「鎧っ子」等と呼んでいる、これでも(あくまでも自分基準ではあるが)ポピュラーなキャラクターとしての地位は築けたかもしれない。が故に、それに物語性を持たせる必要もある。

鎧のデザインはあくまでも性癖に則り、史実からなるデザインとは相違している(こう言っては何だが、史実にビキニアーマーなんてあったか? というおはなし)。もうちょっと深堀してみる価値はあるかもしれない。

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思いついた端からそれを紙に書きだしたものとなるが、残念ながらこれを「作品」(と私が言っても傍からプークスクスされない絵なんてあったか?)として仕上げることは不可能だった。

見た感じ魔術師っぽいが、ボーイッシュなホットパンツだとか、透け素材を織り交ぜたりとか、今にはない発想が残った形にはなる。

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これをハードディスクから見つけた時にはいつ描いたものだとかは不明だったが、署名から見るに2004年には描かれているように見える。アクリル絵の具を厚塗りしたものだろうか。

個人的によくわかっていないのが「デジタルの厚塗り」というやつで、「んなもん、不透明度100%のブラシで塗れば済むことじゃん?」と思っている節があるが、どうやら違うようだ。ともあれ、「何かしらのコンセプトを持たせようとした」くらいしか思い出せない。

これを書いていて思ったのが、いくらストレージを良くしたところでRAID崩壊を起こせば「もう助からないぞ」だし、転ばぬ先のバックアップでもあり、2010年ごろから規則化していったファイル名の「YYYYMMDD_連番」といったルール作りは管理上有効だということだろうか。特にファイル名の規則化は「やっておいてよかった」というくらいデータ運用上楽にはなり、あちこち散逸してしまっただろうデータは一か所にまとめて管理できているので、NAS運用上非常に助かっている(まぁ、中央集権的ではあるが)。

そして、名付けは慎重かつ生れ出たキャラクターに敬意を表す意味では良い名を付けるべきだと、ここではそう結論付けて筆を置くことにする。

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